相談例1

70歳の父に肺がんが見つかりました。
子供として、父の病気とどのように向き合っていけばよいのでしょうか。

(40歳代半ばの女性よりの相談)

 

 70歳になる父の病気のことで相談します。
 ひと月前、市の検診で父の右肺に異常な影が見つかり、紹介されてがん専門病院の診察を受けました。昨日気管支鏡検査の結果がわかり、右肺上葉に発生した腺癌であることを父は医師から告げられました。
 がんの広がりについてこれから詳しく検査し、そのうえで治療方針を立てるとのことですが、両親はこの話にすっかり動転し、「来週の外来に是非同席して欲しい」と頼んできました。私も初めての経験なのでどうしてよいかわからず、困っています。
 次回の外来でどのようなことを伺えば良いのか、また子供として父の病気にこれからどのように向き合っていけばよいのか教えてください。

 

 なお、父はこれまで健康に恵まれ、70歳になった今も会社の役員をしており、休みには海外へ旅行に行ったり休日にはテニスに興じたりというように、まるで病気とは縁のない幸せな人生を歩んできました。
 父は68歳になる母と2人暮らしをしており、子供は私と兄の二人で、2人ともそれぞれ結婚して家庭を持っています。

 

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相談例2

“がん患者が最後まで在宅生活を続けることは、可能ですか?”

 胃がん末期の母のことで、相談します。
 『入院を拒否する母』をどうすればよいでしょうか?

 

  昨年、同居している82歳の母が胃がんの診断を受け、手術を受けることになりました。ところが先週、医師から「腹水を伴う腹膜播種がみつかったので、手術をして治すのは難しい」との説明を受けました。私たち子供にはショックでしたが、母はその説明を平静に受けとめ、医師から勧められた抗がん剤治療も拒否しました。

 

 今後のことを色々検討しているところですが、母は『残された時を自宅で過ごし、絶対に入院したくない』と言っています。私たち子供は母の希望に従いたいと考えていますが、がん患者が最期まで本当に家で過ごせるのかまるでわかりませんし、どうしたらよいか戸惑っています。

 

 私たちで母の希望を叶えることができるのか。
 また、そのために私たちはどうすればよいか、教えてください。

 

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